【メンバー紹介No.5】常にクライアントの成功を希求し「世界へ挑戦・共創できる企業」を創る 取締役 事業戦略室長にインタビューしました!
目次
皆様こんにちは。
クラウドサービスを活用し企業のバックオフィス業務の改善をサポートする、
株式会社ワクフリです。
ワクフリメンバー紹介第5弾は、取締役 事業戦略室長の廣瀬隆彦さんです!
廣瀬さんは、2019年4月よりワクフリにジョインされました。
元々はワクフリのエグゼクティブアドバイザーとして活躍されていましたが、2020年5月より取締役に就任し、これからのワクフリを牽引していく大きな存在となりました。
ワクフリでは戦略・マーケティングの実績がある廣瀬さんですが、過去には大手音楽関連企業や飲食マネージャーなどを経験しており、その経歴は華やかなもの!
そんな廣瀬さんがワクフリに出会ったきっかけや、何故ワクフリにジョインしたのか、何故取締役になることを選んだのかなどをじっくりインタビューしました。
<目次>
1.順風満帆なキャリアを経てワクフリにジョイン
2.取締役就任に迷いはなかった
3.「ワクフリが提供する価値は今後の日本・中小企業に必要なもの」
4.中小企業の皆様と並走して支え「一隅を照らす」仕事を
5.VUCA時代においても常に挑戦し前進するワクフリへ
ー廣瀬さんのこれまでの経歴を教えて下さい!
大学を卒業した2000年、時は就職氷河期。どうせなら自分のやりたいことをしようと腹を決めて、外資系のCDショップ、友人の中古レコード屋をしながら、クラブでDJをしたり、バンドをしたりしていました。CDショップで働いている際に、出入りされていた某レコード会社のセールスの方がとても仕事ができると思い、その方の会社に入れば自分が大きく成長できるのではないかと思い、インターネットで応募し、採用されたのがエイベックス株式会社でした。
後で分かったんですが、新卒で入ると数十倍の倍率だったそうで、なぜ私が入社できたのか、今でもよく分かりません(笑)
エイベックスではCDショップのセールスとして、大阪、京都を担当し、東京の本社へ異動。東京では業界の10%程度のシェアを持つ大手CD卸会社を担当し、年間数十億という予算を持つことになりました。
その後、アーティストのセールスプロモーション※1を担うチームに異動、10アーティスト程度を担当、特に先日引退された安室奈美恵の変革期を担当することができたことはいい経験でした。
その後mu-moショップというECサイトの立ち上げや責任者、福岡へ異動してからは施設や地域とのコラボイベントなどを企画し、WDI JAPAN株式会社へ転職、ハードロックカフェの国内店舗のマーケティングやPR、他社さんとのコラボレーション企画、WEB・SNS戦略などを担当しました。
前職となる株式会社メルカリではカスタマーサービスのある領域の立ち上げ、マネジメント、KPI管理、リーダー育成などを行い、組織の拡大局面の生産性最大化に貢献しました。
2020年3月にはマーケティングのコンサルティング会社 CX Value Lab株式会社を設立しました。
※1→アーティストを担当し、CDの販売戦略を企画・実行する担当
↑BIZREAD FUKUOKAにてモデレーターとして登壇
ーいろいろな業界を経験されていますね。これまでの経験が今のワクフリの仕事に活きているなと感じることはありますか?
すべてですね!
CDショップではバックオフィスの責任者として、シフトを作り、レジ締めをしたり、商品の受発注、受領をしていました。中古レコード屋は友人の個人事業でしたので、その大変さを知ったり、エイベックスでは組織がスケールする中で必要となったBPRのプロジェクトに参画。他企業から仕入れ販売をするための契約書を作成したり、条件交渉をしたり….。
WDI JAPANでは集客方法、イベントの進行など、そしてメルカリではKPIと業務プロセスの整理、冗長化など。他にも挙げだしたらきりがないのですが、実務からの学びは計り知れないですし、そのすべてをワクフリとワクフリのクライアント様の成功に活きていると思います。
ーいままでは「エグゼクティブアドバイザー」として戦略立案やマーケティング等でワクフリに貢献してくださっており、5月からは取締役に就任されました。取締役になってからの仕事内容はどんなものでしょうか?仕事の内容を詳しく教えて下さい!
今後私が管掌する範囲として、大きく2つの領域です。
一つはワクフリが目指していることをより知って頂くためのアクションとして、マーケティングとクライアント様とのリレーション作りを、
もう一つはお客さまに高い品質のサービスを提供するための仕組み作りやデリバリーまでの品質向上やマネジメントなどです。
また本格的に経営へ関わらせて頂きますので、社会にとってもワクフリメンバーにとってもいい会社にするべく、一番最初のミッションとして「ワクフリの行動指針」=バリューを策定しているところです。
ー最初、取締役にならないかと声を掛けられたときどう感じましたか。そのとき考えていたことなどあれば教えて下さい。
代表の髙島からお話しを頂いたのが昨年の暮れでした。
当時はメルカリを退職するということを具体的に考えていなかったのですが、反射的に「ぜひお受けさせてください」とお伝えしました。
メルカリでのキャリアも順風だったのですが、ワクフリが提供している価値こそが、今後の日本、また中小企業にとって必要なことだと感じていましたし、私の志もそちらへ向いていたので快諾しました。
↑桜島でのランニング
ー元々、ワクフリにジョインされて、最終的には取締役になるだろうと考えていたのでしょうか?
この点は全く考えていませんでした(笑)
ただ、ワクフリをいい会社にしたい、それを通じて社会に貢献したいという気持ちしかありませんでしたね。
ー取締役になった今となる前でなにか変わったことはありますか?
役員として企業としての存在目的とクライアント様の成功に向けてより全力でコミットするという責務は大きくなりましたが、実は私自身の働き方やマインドは変わっていません。
ワクフリではお互いがお互いの発言や意思を尊重するカルチャーができていて、私のアイデアや提案に対しメンバーが熟考し形にしてくださるという点においてはアドバイザーとしての私、役員としての私に対しても変化がないと思いますし、今後も変わらずワクフリを通じてクライアント様に成功という最大限の価値を提供することを追求するという思いも変化はありません。
ー廣瀬さんが立案される企画案は、今までにないような斬新なものが多いです。しかも、アイディアを出すスピードも早い。普段どのようにアイディアを出しているのでしょうか?
私の提案する案は、定石と読書と経験の集合体から生じた案が多くて、言わば “借り物のミックス”ですね。斬新なものを出そうとか、クリエイティブなことを考えようではなくて、まずは課題を明らかにした上で、その打ち手としてどんなことが考えられるか….という流れです。
先に挙げた要素ですが、定石はMBAでの学びが下地になっていて、その上に経営外の学問や現在進行系の理論、考え方を知り解釈する上で読書は欠かせず、そして過去の経験はもちろん、日々体験したことにどんな気づきを自分で感じるかを習慣化しています。
それらを繰り返しているからか、なぜだかふわっと解決案が降りてくる、そんな感じです(笑)
ー大企業、大手ベンチャー企業を経験されていますが、なぜスタートアップ企業であるワクフリにジョインしようと決意されたのでしょうか?
私は仏教徒ではないのですが、天台宗の開祖最澄さんの言葉の中で、「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」という言葉が好きです。
「一隅を照らす」とは「社会の一箇所を通じて社会を照らすような活動をする」という意味です。
我々には大きな企業で社会に大きなインパクトを与える事業の一箇所の責務を果たすというキャリアか、ワクフリのようなスタートアップで社会の一箇所を照らし、その同志を集めて大きな活動としていくというキャリアかの選択肢があります。
私は日本の99%を占める中小企業の皆様と並走して支えることがしたいと思い、そのことが「一隅を照らす」ことに繋がると思ったからですね。
ー廣瀬さんは現在某IT企業とワクフリ、そして今年3月まではグロービス経営大学院大学(MBA)に通われていてまさに三足の草鞋状態でしたが、そのバイタリティはどこから湧いて来るのでしょうか?
日々自分が楽しみながら、ワクワクしていることから生じていますね。「楽しみ」とは、私が社会に微力ながらお手伝い、貢献がしたいという想い。そのために、自分が学び、時間を作り、3箇所から社会を照らすようなことがしたいという志ですかね。
(2020年3月でグロービスを卒業しています)
↑加圧トレーニングの様子
ー先程の質問と重複するかもしれませんが、パラレルワークをこなすコツを教えて下さい!
月並みですが2つありまして、時間の管理とタスクの整理・管理ですね。
2週間単位でスケジュールを確認し、マネジメントしています。タスクの整理は毎日行っていて、本当にやるべきことかどうか(今日じゃなくてもいいのでは?とか、やるべきではないことなのか?など)を整理して、空き時間に当てはめていく流れですかね。
ーワクフリの仕事はどんなときにやりがいを感じますか?
やはりクライアントの成功がゴールなので、クライアント様の成功事例、成功体験が一番のやりがいです。これはワクフリ全メンバー共通なのではないでしょうか。
ージョインされてそろそろ1年経ちますが、廣瀬さんから見たワクフリの特徴はどんなものですか?
真の意味でのカスタマーサクセスへの理解ですね。
髙島をはじめワクフリのメンバーと常に追求してきたのは、クライアント様の成功。なので、ツールを導入すること自体は何の意味もなくて、課題がツールによって解決され、効率化されることをクライアント様が具現できた時点で、我々の成功というゴール。
このために理念からリソースまで全てが同じ方向に向いているということがワクフリの特徴ですね。
ーワクフリにジョインする前と後で、会社に対するイメージは変わりましたか?
大きく変わったのはただ一点。ここまでのスキルとナレッジをもったメンバーがいるんだなということ。私にとっても成長の場です。
ーこれからワクフリの取締役として成し遂げたいことはありますか?
ジョインした時と変わらずで、ワクフリによって課題が解決され、より筋肉質な事業体となり、日本から世界に挑戦ができる持続的な企業が産まれること。
これを一社でも多く増やしたい、それが成し遂げたいことですね。
ー最後に、これからのワクフリについて、どんな会社にしたいですか?展望があれば自由に教えて下さい。
メンバー全員がワクフリで働くということが楽しくて、毎日をワクワク過ごすことのできる会社です。
その結果、クライアント様の成功を常に希求すること。環境が指数関数的に変化するVUCA時代においても、メンバーたちと共に挑戦し前進していきたいと思います!
ー 廣瀬さんありがとうございました!
次回のインタビュー記事もお楽しみに!
株式会社ワクフリ
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